一流の企業はどんな提案書を作成しているのか

こんにちは。お昼の時間です。

今日は仕事をしていて、色々な発見と発想(?)があったため、メモのような形で書き残しておきたいと思います。

の前に・・・・

誰だよ私のブログの記事にスターくれたの・・・

めちゃめちゃ嬉しいじゃんかよ!!!!!すき!!!!

 

・・・・・はい、単純なやつです私。笑

でも本当に嬉しいですね。

ブログ駆け出しの身からすると、アクセスしてもらえただけでも嬉しいですし

ましてやスターつけてくれた人がいるなんて、超嬉しいです。

ありがとうございます。 どこかの知らない誰かさん・・・(どうしようこれでスターつけたのがAIだったらw)

 

それはさておき、本題へ。

仕事で提案資料を作成することが多い私ですが、提案書っていうのはすごく奥深いものなんですよね。

私、転職2回しておりまして。20代なのに。(多い)

なので今の会社が3社目なんですよ。

それで、色んな会社の提案書を見てきました。

 

営業職をずっとしていたんですが、営業なんて世界はね、そもそも

「提案書なんて作ったことねー!!ひゃっはー!!」

っていう会社、結構あるんです。

私が新卒時代に入社した会社もそんな感じでしたね。

お客さんのところに行くのにも、製品の仕様書だけ持っていく感じです。

パソコンさえあんまり使わないこととかもありますから。

紙の製品仕様書だけ持って行って、お客さんとお話しを1時間くらいするんですよ。

今の会社では考えられないですが、当時はそれが当たり前なので、2年目のある日、

「お客さんのところへ訪問するにも、話したいことをまとめて行ったほうが自分も聞きたいこと忘れなくてちょうどいいや」

くらいのノリで初めて提案書(???)といっていいのか分からないようなパワポ資料を印刷して客先に持って行ったら上司に

「satorigachiさん君は素晴らしいね!」って言っていただいて、ビビり散らかしたことがあります。(まさかそんなことで誉められると思わなかったので動揺が止まらない)

今思えば、そんな昭和〜な企業が今もあるんだね、世界って広いねー!っていう感想と

当時の上司、優しすぎだろ会社員人生のご褒美タイムか

って感じですけどね。

多分当時の自分が作った資料を今の自分が見たら、恥ずかしすぎて壁に頭打ち付けて死にます。笑

 

2社目の会社はベンチャー企業で、提案書は社長が一人で作成していました。

なので、2社目でも作成する機会はほとんど無かったのですが、ある日 若手育成の一環で社長から「自社製品を紹介する資料を作成して発表しなさい」と指示があり、私と新卒1年目の子達でそれぞれパワポを作成しました。

当時私は社会人3年目で、1年前までは営業もやっていたし(この会社の仕事はエンジニアでした)、大学時代からプレゼン能力は企業のインターンシップや、研究発表の際に誉められ倒したことがあったし

ということで資料作成&プレゼンには大いに自信がありました。

そして発表当日も、ほとんど提案書を作成したことがない社員で構成されている会社だったので、盛大に誉められ誉められ・・・

  satorigachi、バリ調子に乗る

といった感じでした。笑

 

まぁ、とても奇跡的な井の中の蛙ちゃんをやって、ぬくぬくと生きてきておりましたので、

3社目の会社(今の会社)に入ってからは 自分の無力さを突きつけられましたね笑

「資料作成能力ないね君」

みたいな感じのことを上司や先輩から言われたような気がします笑

勿論、言われた当時はムカつきましたし、どうしたら良い提案書が作れるかも分からず困っていました。

 

そんな私も今の会社に入社して1年。

資料作成の仕方が大幅に変わりました。

 

私が1年で学んだ資料作成方法のポイントは以下です。

【資料作成のポイント】

・色を多用するな。大まかに二色で充分だ。

・赤は極力使うな。品がないし、気が散る。実はあんまり目立たないし印象に残らない。

・フォントのサイズと配置は統一しろ(タイトルは18pt、本文は12ptみたいな感じ)

・図形のサイズ、形、位置も統一しろ

・ストーリーを意識してスライドを作れ(単発で紹介したいことだけ紹介する資料になるな)

⇨これは2日前くらいに知りました笑

・色を2色以上使うなら、色にも意味を持たせろ(青はお客さん作業、グレーは弊社作業みたいな)、そしてその場合凡例を書くのも忘れないように。

 

これだけで資料の見た目、説得力が大幅に変わります。

数字を使って説得力持たせろ〜とかを以前の私は意識するぐらいでしたが、数字を使うことなんて当たり前なんですよ。

私の会社の人は、みーんなこの技を息をするように使えるんですよね。

マジでかっこいい先輩達ですよね。

まぁそんな先輩達から「資料作成が雑。」って言われた時は心の中で涙目でしたけどw

 

でもやっぱり、こうやって細かいところに配慮した資料が作れないと、所詮は大学生の作りそうな資料 というか、自己満足の提案書になってしまって

お客さんに信頼感を与える提案書にはならないんですよね。

 

今は外れたプロジェクトですが、前担当させていただいていたプロジェクトで「資料作成が上手な人」と言われていた方がいらっしゃいました。

私から見たら資料をめっちゃ綺麗に作る先輩達がそう崇める人ですから、本当にすごい資料を作る方でした。

その方と、仕事終わりに飲みに行った時に、ありがたいお言葉をいただいたんですよね。

「資料が綺麗なのは当たり前なの。内容がどれだけ良くても、図形や文字の位置が少しずれるだけで『やり直し』って突き返されるのがコンサルの世界だよ。資料作成は綺麗にできないとダメ。」

と、酔っ払った顔で言われました。 笑

その時は「あ〜 おじさんのお説教だ〜 聞いておくふりするか〜めんどくさいけど」と聞いたフリをしていましたが(やめんかい)

その後の仕事の中で、色んな部署の人から提案書に関して

「フォントが」「位置が」「スライドの作成年度が」「図形の色が」と、様々なご指摘をいただく度に、その資料作成が上手な方の飲み会での言葉を思い出しました。

「ああ、あの方が言っていたことは本当だな。」と。

今思えば、すごく良いアドバイスをもらったものです。

もうその方とお仕事をすることは当面ないのですが、いつかまた一緒にお仕事をすることになったらお礼が言いたいですね。

 

資料作成に関わらず、社会人になって色々な企業で色々なタイプの上司や先輩と関わることがありました。

仕事ですから、誉められるよりもやはり、怒られる、指摘される頻度が多く、

ヘソを曲げたくなったことや言い返したくなったことは沢山あります。

でも振り返ると、仕事をする中で誰かに褒めてもらったり役に立ったことって、それまでの会社人生の中で先輩や上司が教えてきてくれたことばかりなんですよね。

自分は頑張ってきたつもりだけど、でも私が残す成果は私だけのものではない。

私を育てて指導してくれて、時に厳しく叱ってくれた人たちのお陰なんだなぁと思います。

転職を2回もしちゃったし、前職の人の連絡先は知らないのでもう本人達にお礼を言うことはできないですけど、感謝したいですね。

今の職場の先輩達はまだ会えるので、いつかお礼をちゃんと言えたらいいなと思っています。

 

午後の仕事も頑張りましょう!