Z世代OLの思考

底辺YouTuberの日常書き出しブログ

会社の経費の使い道

私の会社では経費の使い方について、ちょいちょい「それどうなの?」といった使い方をする人がいる。

正直私は他人がどうしようとあまり興味もないけれど、側から見ていると「それ、他の社員にバレたら陰で悪口言われるんじゃないだろうか」と思うこともしばしば。

 

例えば、会社の経費で地方出張に行きまくる人。私の会社ではエンジニア、営業、事務などの職種に分かれるが、エンジニアはほとんど出張がない人が多い。

 

それに加えて、プロジェクトの為に残業も沢山して大変な思いをしながら働いている人も多い。そんな人からすると、地方出張には行きたくてもそんな暇も機会もない。

 

一方で、出張に頻繁に行く人もいる。出張に行く人は「行きたくないけど仕事の都合上どうしても行かないといけない人」と「会社経費なので色々なところに出張に行って楽しみたい人」の二種類いる。

 

前者の「仕事の都合上どうしても行かないといけない人」は、毎月全国を飛び回っているので疲労感を漂わせている。そして基本出張は立て替えなので、まずは自分のお財布から交通費やホテル代を支払う。その為クレジットカードの請求は毎月20万をゆうに超えるらしい。(心臓に悪い笑)

 

今回私が問題視しているのは、後者の「色々なところへ出張に行きたい人」の中でも「地方へ行きたいが為に無理にでも用事を作って出張する人」である。

 

個人的には「まぁ自分が巻き込まれないならいいや」という気持ちで見ているので個人的に腹を立てているわけではないが、前の部署で自分が望まないのに出張に頻繁に行く先輩に連れ回された時はキツかった。

しかもそういう時って大抵、「オンラインでよくない??」と思う業務内容だったりする。

 

その出張の主催は独身の旅行好きの先輩だったので、「この人が行きたくてこの出張は出来たんだろうな」と思った。

 

それと同時に、社内で残って仕事をしてくれている社員に申し訳ない気持ちにもなった。私よりも毎日遅くまで働いていて、必死に利益を生み出してくれている社員の傍で、自分が出張に行っていいのか。

 

そんな思いもあったので、博多出張に行った時は社内にお土産を買って帰った。「自分が出張に行けているのは他の社員が利益を生み出してくれてるからだ」その気持ちでいっぱいだった。

 

一方、出張を主催した旅行好き先輩は社内でも出張の思い出を楽しそうに話したりする。だからといって、社内で残って仕事している社員がその先輩の悪口をするところは見たことがないので問題にはなっていないが、側から見ていてヒヤヒヤした。

 

私は新卒時代は謙虚にいないとシバかれる会社にいたので、もしこれがその会社だったらその先輩も悪口を言われていたと思うが、今の会社はいい人ばかりなので特にその先輩が他の社員に何か恨みを買うこともなく、平和に過ごせていた。本当にいい会社に入ったなと周囲の優しさに驚く。

 

私は「例え、自分が地方出張したくて口実を作って出張に行って、とても楽しかったとしても不用意に出張をしていない人の前で口に出すのは控えたほうがいい」と考えている。

口は災いの元 だからだ。

 

その他にも、先日参加した会社の組合研修の懇親会で、お酒好きの社員が「週2で飲みにいっている」というので、周りの人が「お金かかるでしょ?」と聞くと、「極力自分で出さないようにしてます。人事と飲みに行くと、会社の経費で飲める」と自慢げに話していました。

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私はちょっとこの話に引いたんですけど。笑

「そのあなたの飲み代の経費を稼いでいるのって、多分身を粉にして働いている他の社員だよね」そう思いました。ある意味、出張や飲みに行く人は余力のある人。毎日遅くまで働いていて利益を沢山生み出す人は出張や飲みに行く余力なんてない。

 

なんだか不公平な話だよなぁと思います。

政治家の税金の使い道についてよくテレビで報道されますが、企業も似たようなものだなと思います。

 

会社の利益の為に普段から身を粉にして働いている社員にほど、労りとしてお金を払ってあげてほしい。そう願うばかりです。

 

それにしても大人なら、自分が会社のお金でちょっとグレーな経費の使い方をしている場合、人に話さず静かにしておくのが思いやりというか、マナーかなと思うのでした。